株式会社 西澤電機計器製作所
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社長メッセージ

CEO

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MESSAGE

代表取締役 西澤 孝枝

「人と社会の明日を創造する」喜びを共に
~大粒の涙とあふれる笑顔に出会えた奇跡~

2022年秋。私はITALIA北部の都市、MILANOにいた。
そこで、胸を熱くする出会いがあった。
我々はMILANOで開催されたESCRS(ヨーロッパ白内障屈折矯正手術学会)併設の器機展示会に出展していた。私はブースでいつも通りにお客様の対応に追われていた。
そこへ美しき若き女性医師が少し興奮気味に我々のブースを訪れた。「ようやく会えた!」と。
2019年にPARISで開催されたESCRSの展示会に出展した折に、我々の製品である「手術用ルーペ」を試用したところ、とても素晴らしく、ぜひ購入したいと思っていたが、購入が叶わなかったと言うのだ。その後、コロナで全てが止まってしまった空白の期間を経て「ようやく会えた!」と3年ぶりの再会を喜んでくれたのだ。
私は「どちらの国からいらっしゃったの?」と尋ねると、彼女は少し詰まったように「…ウクライナ」と答えた。次にかける言葉がすぐに出てこなかった。
そして、私は、無言の間を埋めたいと思い、ある一つの製品を取り出した。その瞬間、彼女の顔がみるみるうちに上気し、驚きの表情を見せた。

「ウクライナ支援モデルです。我々の医療機器がウクライナで必要とされていると情報が入り、お役に立ちたいとウクライナ国旗のイメージカラーで製品を作り、ウクライナ大使館を通じて寄付をしたモデルです。」と伝えた。
すると彼女の大きな美しい瞳からポロポロと大粒の涙が溢れ落ちた。涙を流しながら、うっとりとウクライナモデルのルーペをかけた。ギリギリの状態にいるはずの彼女の大きな大きな笑顔に出会えた瞬間だった。美しきその笑顔に。
「私たちは祈ることしかできません。」と伝えると女性医師は「ウクライナの国旗カラーに祈りがこめられています。ありがとう。」と言葉を発した。もう私たちの間に言葉は不要だった。
日本に帰国してから、美しき女性医師との出会いを昼礼で社員全員に伝えました。「皆さんのしている仕事の一つひとつが、世界のどこかで、誰かの役に立っている。どうか、皆さん、自分の仕事に誇りを持って欲しい。一つひとつの仕事を大切にして欲しい。」

ご縁があって当サイトを
ご覧になられている方へ

我々が創り出す製品を通じて、産業の場で、医療の現場で、社会に貢献できるそのダイナミズムを感じていただきたい。自分が行うどんな小さな作業も、どんな小さな仕事も、「人と社会の役に立つ」というその喜びを、世界のどこかで、我々の製品を手に取って喜ぶ方がいるやりがいを感じていただきたい。そして、このNISHIZAWAグループのステージで自己実現ができるその充足感を味わっていただきたい。
貴方に貴女に、出会えることを心から楽しみに待っています。

採用責任者のメッセージ

西澤電機計器製作所は、「“測る・診る”の新しい価値創造を通じて社会に貢献する」という社会的使命に徹し、電気計測器・医療機器の開発を通じて産業界・医療業界の進歩に寄与することを理念として、創業から60年以上に渡り成長を続けてきました。
NISHIZAWA及びNEITZという2つのブランドと共に、自社における開発・生産・販売を一貫して行う体制を整えた上で、より高い付加価値を生み出す開発力、生産力、グルーバル販売力を強化しています。
デジタル化・IT化を続ける産業界・医療業界の中で、私たちは、継続的に成長発展し続ける企業の実現を目指し、そしてさらにその先の「100年企業」への飛躍を確かなものとする、そのようなステージに向けてまた新たな一歩を踏み出そうとしています。
新しい時代の担い手となる皆さんには、特に3つの資質に期待したいと考えています。
それは「自主性」「創造性」「協調性」です。
私たちは、それらを「求める人物像」として掲げています。

自動車の電動化や社会機構のネットワーク化など社会は大きく変化しています。また、後期高齢者割合の急増や医療費の増大等の今後直面する社会問題は、従来のビジネスモデルを覆すようなインパクトを業界に与える可能性もあります。
従来の常識に囚われない独自の意思決定を実施し、常に最適なソリューションを生み出すこと、全社員が協力し合い結束することは、激動の時代に常に成長発展するという難関に挑むにあたり、我々が会社として求められる必要条件であると思います。
私たちには、新しいことに挑戦したり、提案したりすることを推奨する企業風土があります。「現状維持は衰退」という言葉があるように、今までと同じことをしているだけでは厳しい競争を勝ち抜いていくことはできません。新しい力、若い力は、どんな組織においても不可欠なものですが、その力を存分に発揮できる土壌が西澤電機にはあります。

採用責任者西澤 道博

CHALLENGE
WITH
NISHIZAWA

共に未来を切り開く、
チャレンジングな皆さんと出会えることを楽しみにしています。